やるだけPython競プロ日誌

競プロの解説をPythonでやっていきます。できるだけ初心者に分かりやすいように『やるだけ』とかは言わないようにします。コメントについては必ず読んでいます。どんなに細かいことでもいいのでコメントくださればうれしいです。

プログラミング(競プロ)に便利な Python3 用法集 ~出力編~


単純出力: print(n)

一番簡素な出力です。

n = "114514"
print(n)  # 114514

ぱっと見ではprintされるものが文字列なのか数なのか分かりませんが、

n = "114514"
print(n * 2)  # 114514114514

となり、"229028"とは表示されません。

そうしたいのであれば、int(n) としてみましょう

n = "114514"
print(int(n) * 2)  #229028

int()で囲ってやることで、nを数と認識して計算してくれます。



変数間の文字を指定: print("".join(list))

出力するものの間に表示するものを変えてくれます。

n = ["114514", "810", "893"]
print(n)  # ['114514', '810', '893']
print("アッー".join(n))  # 114514アッー810アッー893

リストを出力したいときに、[]"" は出力したくない…というときにも使えます。

n = ["114514", "810", "893"]
print("".join(n))  # 114514810893
print(" ".join(n))  # 114514 810 893


文字列に変数を挟み込む: print("{0}+{1}={2}".format("3", "4", "7"))

本来例えば、a + b = 7というのを表示しようとすると

a, b, c = 3, 4, 7
print(str(a) + " + " + str(b) + " = " + str(c))  # 3 + 4 = 7

というようにしなければなりません。ですが、format関数を使えば

a, b, c = 3, 4, 7 
print("{0} + {1} = {2}".format(a, b, c))  # 3 + 4 = 7

とできます。format()内のn番目の数が{}内の数に対応しています。リストや文字列等を代入することも可能です。

数ですので計算にも使えます


最終文字決定: print(n, end="")

pythonでは、print()の後には必ず改行が入ります。それを別のものに変えます。

n, m = 114514, 810
print(n)
print(m)
print(n, end="")
print(m)
print(n, end="アッー")
"""
出力
114514  改行が入っている
810
114514810
114514アッー
"""

ある意味、通常のprint()print(n, end="\n")であるとも言えますね。